黒蝕
武器

黒蝕

レアリティ 5片手剣会心率

レベル別ステータス

レベル
攻撃力608
会心率33.1%
黒蝕 — 小さな魔女の物語の中で、白日の王は勇者に宝剣を与えたが、小さな魔女はそれを使って勇者を倒したのだった…
日本語

白日の王の灼光

元素爆発の会心ダメージ+16%。元素爆発が敵に命中すると、「白昼の刃」を獲得する。攻撃力+20%、装備者を除いた付近にいるチーム内フィールド上キャラクターの攻撃力+16%、継続時間3秒。 また、チームが「魔導秘儀」効果を発動している場合は、「白昼の刃」効果が追加で元の75%アップする。装備者が待機中の時も、上記効果は発動する。

使用キャラクター — 片手剣

物語

小さな魔女が白日の王の宮廷に到着したのは、夕暮れ時だった。 ちょうどいいタイミングだ。もう少し遅かったら、この王の治世が終わっているところだった。 夜の帳が降りる前、最後の時間に白日の王は彼女と面会した。 「宇宙を巡り、時を照らす魔女よ。なにゆえ、このような辺境の星に降り立ったのですかな?」 「自分から来たいと思ったわけじゃないの!星が私を召喚したから、忘れ去られた星門を越えてきただけ。」 「終末に向かう宇宙の中では、まだ消えていない星一つ一つが、かけがえのない存在…」 「まさか、暗域として認識されてた星域に、まだ生きてる世界が存在してたなんて。」 彼女はすべてのことを話したわけではなかった。実は小さな魔女が暗域からの情報を捕捉したのは、カーニバルの夜の前夜のことだった。 普段なら、彼女はきっと水占の盤の調子が少し狂ったのだろうと気にも留めず、そのような異変は見過ごしていただろう。 だがその時の彼女は、翌日のカーニバルのことに頭を抱えていた。どうにかして、顔を合わせたくない相手と会わずに済むよう、あれこれ理由を探していたのだ。 そこで彼女は、捕捉した情報を口実に作業室に引きこもり、手間をかけて遥か彼方から届いたメッセージを解き明かした。 「えーと…つまり、この変なメッセージの意味は『ある未知の星の具合が最近悪いみたい』ってこと?」 「何があろうと、正義の白日王国が、星を害するようなことは絶対にありません。」と白日の王は厳かに言い放った。 「おそらく、あの邪悪な闇夜の王にお尋ねになったほうがいいでしょう。ちょうど今朝、討伐隊を向かわせたところではありますが…」 言い終わらぬうちに、白昼の最後の光が大地に呑まれ、国王の幻形はバターが溶けるかのように崩れ去った。 暗闇が降り立つと、宮廷も消え去った。大地は潮のように沸き立ち、漆黒の煙が土から立ち昇る。 星全体が黒い海に覆われてしまったが、幸い小さな魔女は忘れずに箒を持って来ていたため、水中に落ちることはなかった。 小さな魔女は血のように赤い月の下、箒に乗って飛び続け、長い時を経てようやく光の灯る唯一の城にたどり着いた。 「闇夜の王の討伐?それくらい簡単に終わる。それより、俺たちにはもっと大事なことがある。」 どうやら、この城を築いたのは白日の王が送り出した討伐隊らしい。理由はわからないが、ここは霧の海に呑まれていない。 先頭に立つ剣を背負った勇者は、やって来た小さな魔女に驚く様子もなく、むしろ招き入れるような態度を示した。 「闇夜の王を倒したところで無駄だ。日が沈めば、大地は再び潮に呑み込まれてしまうのだから。」 「この終わりなき循環を破るため、俺たちはこの城を築き、問題を解決するための策を探し求めてきた。」 勇者の招きに応じて、小さな魔女は城の最深部へと降りていった。脆い境界の外には、漆黒の大海が広がっている。 境界を維持しているのは、煙を吐き出す巨大な機関だった。無数のパイプが粘り気のある海水を絶え間なく吸い込んでいる。 「これは永久機関、聖杯と呼んでもいい。この海水を燃焼させることで、光と熱を生み出しているのだ。」 「この星に存在するすべての形あるものが、光の影にすぎないのなら、消えない炎さえ作り出せれば…」 「でもそんなやり方じゃ、星の消える時期が早まるだけじゃない…」小さな魔女はため息をついた。 「海水が干上がったらここはおしまい。こんなもの、聖杯なんかじゃない…星が不調になってる原因…」 「それがやっと分かった!」 勇者が反応するよりも早く、小さな魔女は彼の背中から剣を抜き取り、その「永久機関」の中へと投げ入れた。 剣を取り戻そうとした勇者だったが、剣は黒い霧に触れた瞬間、消えゆく光と共に無に帰した。 夜明けを迎えるまで、星全体が闇に包まれた。昨夜の出来事は、まるで深い夢のようだった。 「これで一応は解決したかな…」小さな魔女は星を離れる前、箒に跨りながら最後にもう一度振り返った。 朝日の中、長い影を引きずる勇者は、白日の王から賜った宝剣を手に、再び冒険の旅へと歩み出していた。 「この循環は、きっと長い間続くんでしょうね。あなたも空っぽな抜け殻になってしまうその日まで。」 「でも、どんなことがあろうと頑張り続けないと。少なくとも、次に会えるその時まで生きててね。」

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