武器に突破の力を付与する材料。 巨龍との戦いで、諸部族の策士であり、仮面で顔を隠していたかの者は、部族の戦士のために人ならざる者の遺跡に刻まれた金色の模様を解読した。その解読術は、とうに失われたものだったはずなのに… 解読するために必要な言語と思想は、敵から教わったものだった。それらの術を駆使して敵を翻弄することは、策士にとってはこの上ない痛快な復讐だったのだろう。 しかし、彼の隠そうともしない憎しみの感情に、共に戦う英雄たちは憂慮を抱くこともあった。