虹蛇の雨弦
武器

虹蛇の雨弦

レアリティ 4弓元素チャージ効率

レベル別ステータス

レベル
攻撃力510
元素チャージ効率45.9%
虹蛇の雨弦 — 「謎煙の主」が受け継いできた儀式の祭器。ほの暗い色の弓には、常に不気味な冷たさがつきまとう。
日本語

聖処の外でささやく星々

装備者が待機中の時、装備者の攻撃が敵に命中した後の8秒間、攻撃力+28%。

使用キャラクター — 弓

物語

朽ち果てた灰燼の都と僭主の狂気の夢は、太陽のように眩い炎の中へと落ちていく。 赤い瞳の英傑は、神の怒りを呼び起こし、黒災に侵蝕された聖座を煙となるまで焼き尽くした。 龍殺しのマグハンが往日の支配者を深谷より追放してから、数十年… かつて龍を崇拝していた村落に暮らす新しい世代は、龍との誓いをすでに忘れ去っていた。 そのため、若き祭司ワガドゥは龍殺しのマグハンの遺志に従って、 彼を無名の墓に埋葬し、彼の弓を携えて瘴気漂う山へと足を踏み入れた時、 老人が最期に自分に語った言葉の意味を、祭司はまったく理解できていなかった。 「盟約を結び直す」とは何か…「平和を再建する」とは何か…ワガドゥには見当もつかなかったのだ。 年老いた祭司が、生前大切にしていた弓を危険な夜の領域に返すよう求めている… 彼はただ、古くからの奉祀の儀式が長年放置されていることに激怒している魂たちを鎮めるための行動なのだと考えた。 謎煙の帳を払いのけ、三段の石段を上り、言葉にできない幽域の境にたどり着いたワガドゥ。 彼の前に現れたのは、緩やかに流れる柔らかな光の中、迷路のように入り組んだ殿堂であった。 若い祭司は、その金箔の銘文を誰が書いたのか見極めようとした。 だが、突如として湧き上がった霧が彼の両目を覆い、その直後に幻象が訪れた。 目が眩み、魂が揺らぐ恍惚の中で、無数の異なる姿が虹のようにゆらめき、絶えず流れていった。 ターコイズの瞳を持つ美人、星の光を纏う巨大な蛇、日月を織り成す白い蜘蛛、 黒き金と白き鉄の像、狐を嘲笑う野兎、瀝青と絡み合いながらもがく狼… ワガドゥは慌てて地に跪き、夜域の諸聖に自らの無意識の冒涜を許してくれるよう懇願した。 しかし、霧が静かに晴れたその瞬間、誰かが殿堂の上に鎮座し、彼を見下ろしていた… それは彼が想像していた死者ではなく、天に架かる虹のごとく翼を広げた堂々たる巨龍であった。 「星象に運命を繋ぎとめられた魂なき者よ、わたくしの姿を見て恐れることはないわ。」 「あなたが来た理由は、すでに知っている。あなたは今も、愚かな霧に包まれているようだけれど…」 「あの龍殺しを名乗る祭司があなたを遣わしたのは、後世への盟約を定めるためなのでしょう?」 「彼の刃が古の民の尊き血に染まったことはない。その誠意は千の言葉にも勝るわ。」 「いいでしょう。わたくしたちの王はすでに滅び、わたくしもまた、夢の内に生きる同胞を守り続けることに疲れ果ててしまった。」 「わたくしが知る秘儀のすべてを授け、あなた方の部族に繁栄をもたらしましょう。」 「幽世に墜ちた使者に血を捧げることなく、夜の囁きを聞けるようになるわ。」 「盟約を成立させる上で、わたくしがあなた方に求めることは二つ…」 「一つ、かつてわたくしが庇護した古き民を、良き友としてあなた方の子孫に扱わせること。」 「常に彼らの忠告に耳を傾けなさい。誓いが大同盟のような嘲笑の的となることがないように。」 「二つ、あなた方の子孫に、あらゆるウォーベンからわたくしの名を削り取らせること。」 「賢者を自称する愚か者が、わたくしたちの盟約に哀れな報復を企てないように。」 「考えるまでもないわ、承諾してちょうだい。あなたを守護する大霊も、かつてはわたくしの奴隷だった。」 「あなたが生まれる遥か以前から、彼女はわたくしにこの分を超えた盟約について、語っていたの。」 まるで目が覚めたばかりで、何が夢か、何が現実かも判断できないまま、ワガドゥはただ、うなずいた。 すると瞬く間に、金箔の宮殿も堂々たる巨龍も、過ぎ去りし世の謎煙のごとく消え去った。 先ほど目にした不思議な光景が、ただ疲れのあまり見た幻だったのではないかと困惑していると、 柔らかな羽毛のようで、夜風のように冷たい傍らの感触に、青年は思わず振り返った—— ——それは夜神の国から現れた、最初の真なるイクトミ竜だと伝えられている。

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虹蛇の雨弦 — 武器 | 原神 データベース