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アクアメモリー
HP上限+20%。15秒毎に1回、元素スキル発動後の14秒間、以下の効果を発動する。4層の「盛夏」効果を獲得する。1層につき、通常攻撃ダメージ+12%。継続期間中、1.5秒毎に1回、通常攻撃が敵に命中した後、1層解除する。1.5秒毎に1回、敵に蒸発反応を起こした後、1層付与する。「盛夏」効果は最大4層まで重ね掛け可能。
使用キャラクター — 法器
物語
これは、火山大王とナタ諸部族の人々との、闘争の物語の一部である。 忌まわしい火山大王については、誰もがすでに十分知っているだろう。それは黒と紫の巨大な怪物で、イモリのような体をしている。太古の龍たちがいないのをいいことに、ひそかにトゥラン大火山を占領し、ナタの大地に大混乱をもたらすと、数え切れないほどの悪事を働き、さまざまな部族の人々に耐え難い苦しみを与えた。幸いにも、今となっては暗黒の火山大王はナタから完全に追い出されているため、子供たちが怖い思いをすることはない。 今回話すのは、かつての炎神コシャニナ様が、狡猾な火山大王を「流泉の衆」から追い出した話だ。 その日、火山大王は火山の中で寝転がり、自分の真っ黒な身体を見つめながら、またもや邪悪な考えを思いついた。 「ああ、火山の下は暗すぎる。月明かりのない真夜中よりも暗い。自分の身体さえ見えない」 「南にある『流泉の衆』の湧き水は、ナタの湧き水の中でも一番澄んでいると聞いたことがある。もし、火山の下に溜まっている暗く汚いものを全部そこに投げ込んで洗ってしまえば、この場所を綺麗にできるかもしれない!取るに足らない部族の者がどう思うかなぞ、そんなことはどうでもいい」 火山大王は、自分が綺麗になることに興奮せざるを得なかった。そこで、火山に濃い煙を噴き上げさせ、その煙に身を隠し、「流泉の衆」の部族の場所までやってきた。皆の反対を無視して、火山大王が湧き水にそれらの暗いものをすべて一気に放り込んだため、部族全体が大混乱に陥ってしまう。浮流ペンギンさえも耐えられなくなり、翼をバタバタさせて飛び去っていった。 このままではだめだ!そこで部族の長者たちは大急ぎで当時の炎神コシャニナ様を探して、その経緯を報告した。 コシャニナ様はため息をついた。ナタの土地で火山大王が狼藉を働くのはこれが初めてではなかったのだ。だが、火山大王はあまりにも厄介な存在。これまでに何度も炎神に打ち負かされてきたが、いつも運良く逃げおおせ、暗い火山の底にしばらく潜むとまた戻ってくるという始末。そこで、コシャニナ様は火山大王をこの土地から永久に追放する策を思いつく。彼女は、かの有名な「ウヌ·パチャクティの刃」という愛用の武器ではなく、ただのサーフボードだけを持っていったのだ。 火山大王の元を訪れたコシャニナ様が目にしたのは、真っ黒に染まった温泉にゆったりと横たわり、丸いお腹を揺らして気持ち良さそうにしている姿。 「偉大なる火山大王よ、哀れな民が浸かる温泉で、あなたの大切な宝を洗い流すなどできますでしょうか?太古の昔から「流泉の衆」によって受け継がれてきた秘宝、偉大な英雄ウヌクが残した『虹の杯』だけが、あなたの高貴さにふさわしい」 「ほほう?」火山大王が食いついてきた。目の前にいるのは一介の部族の女だが、彼女の提案と謙虚な態度に引き込まれたようだ。「それなら、さっさと余にふさわしい宝を取りに行こうではないか」 「偉大なる火山大王よ、その宝は地上にはなく、海の底深くに隠されているのです。残念ですが、あなたはサーフィンができませんし、私たちのような小人では、あなたの巨体が入る大きな船を作ることもできません…」 「ふん!余を見くびるでない!」火山大王は憤慨した。昔からずっとそうだった。取るに足らない部族の者に「あなたにはできない」と言われれば、必ず「できる」と虚勢を張るのだ。「案内しろ!サーフィンなんて、どうってことないわ!」 こうして、コシャニナ様は火山大王を深海へと導いた。ずんぐりとした巨体を持つ彼が、部族のサーフィンチャンピオンに勝てるはずもない。ただサーフボードの後ろをついていくことしかできず、彼女が作り出す波を何度も飲み込んでしまった。火山大王が目を回し、方向感覚を失うと、コシャニナ様はピョンピョンプクフグを遠くに投げ、大声で叫んだ。 「宝なら、あそこにあります!あれが宝を入手する鍵です!」 波しぶきのせいで、火山大王は彼女が何を投げたのかわからなかった。しかし、偉大なる火山大王ともあろう者が、どうして他人より劣っていることを認められるだろうか?そこで、大きな咆哮をあげて「秘宝」に飛びかかったが、ピョンピョンプクフグの針に刺されてしまい、その痛みに彼はサーフボードから海へ落ちてしまった。 広大な海に比べれば、火山大王といえども小さな砂粒にすぎず、ましてや海には火山よりも恐ろしいものがたくさんある。彼は長い間海の中で苦戦し、ついに葦を掴んで岸まで浮かび上がってきた。コシャニナ様は依然として奴をナタから完全に追い出すことはできなかったが、それ以来、火山大王は二度と「流泉の衆」を狙うことはなかったという。