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入手方法
- 「伴月紀聞・3」のすべての任務をクリアすると獲得
ストーリー
それは妖精たちの間で語り継がれる、月下の集いで語られる物語。 月下の集いは古くからある儀式で、夜空に本物の月が掛かっていた時代から伝わるものだと言われている。あるいはその頃、月の下に集っていたのは妖精ではなかったのかもしれない。いずれにせよ、月を眺めながら古今を語り合うことは、妖精たちの中でも風変わりな者たちにとって、過去の秘密を分かち合う絶好の機会とされている。 そして数多くの物語の中でも、妖精たちが最も好むのは、こんな話だった。 伝説によれば、雪国の妖精の王、巨獣の亡骸から生まれし英雄は、大陸を統一するため、最後の敵を討たねばならなかった。 その敵は不老不死であった。その命がすべて体の外に隠されているため、雪国の王がどれほど倒そうとも、影の中から何度でも蘇ってくるのだ。 そこで氷霜の精霊と宮廷の外からやってきた旅人が、雪国の王のために敵の情報を探り、ついにその敵を倒す方法を知ることができた。 敵を討つため、雪国の王は岩層の最も深く暗い裂け目を探し出さねばならなかった。その裂け目の中で下向きに成長する木を見つけ、塔のように高くそびえる枝の上に宿る一羽の鴉を探し、その鴉の腹の中に潜む雪兎を見つけ、雪兎の瞳の中にある扉を見つけ出す必要があった。その扉を開けば、墨を流したような漆黒の闇の世界が天地を覆い尽くすだろう。その世界では全てが静止し、光も音もない。雪国の王は独りでその静寂の世界を進み、光なき宇宙の中心で一つの卵を探し出さねばならなかった。 その卵こそが敵の命が宿るものだった。卵を砕けば、相手は塵となって消え去るのだという。 扉を開けるまでは難しくないように思えた、と雪国の王は考えた。だが、あの漆黒で静寂な世界をどうやって渡ればいいのだろうか。 そこで氷霜の精霊と宮廷の外の旅人は、古い月光で二枚の羽を織り上げた—— それはおそらく、静寂なる空間を越えられる風の翼なのだろう。ただ、古き月光はその輝きを失い、かつてそれを使った雪国の王も姿を消してしまった。今となっては普通の風の翼と変わらぬ効果しか発揮できないのだ。そういえば、風の翼の発明は物語に登場する雪国の王の時代よりもずっと後のことなので、この話は風の翼のために作られた、こじつけの説明なのかもしれない。 最後の雪国の王の結末がどうなったかって? その卵を打ち砕いた時、自分の最大の敵が自分と同じ顔を持っていることを、彼は初めて悟ったという者もいる。 また、その卵など最初から存在しなかったという説もあり、扉の向こうの世界は、ただ虚空へと誘う罠に過ぎなかったのだと。 諸説あるが、それはどうでもいい。どうせこの羽に関する物語において—— 結末は、決して一番重要なものではないのだから。
説明
風の翼のデザイン。空月の認可と褒賞を得てもらった贈り物。